一年前に<いま中国では、『日本でタダで生活する方法』といった類いの本が売れていると聞く。>という記事を読んだ。だが2010年にはすでに、日本国内の在日中国人向けメディアの<華字紙「東方時報」で「いかにして生活保護申請が日本でできるか」特集中。>という記事が話題になっていた。http://blogs.yahoo.co.jp/yomigaerunippon/5707467.html外国人生活保護受給者が近年では、年5000世帯のペースで急増しているのに、自民党はなぜ移民受け入れにこうも熱心なのか? 中国・韓国人学生にお小遣いまで与えて贅沢にもてなす「留学生30万人計画」、「3年間滞在した外国人に永住権を付与する改正入管法可決」「家事をサポートする外国人労働者を受け入れ」「外国人労働者の賃金水準、日本人と同等レベル義務付け」・・・・安易な移民受け入れで失敗している国だらけなのにね。
移民を受け入れれば大量の中国人を日本人の税金で養うことに 2014.10.28 07:00
作家の落合信彦氏は、8月にイタリア、フランス、オーストリアに滞在し、ヨーロッパの危機的な状況に直面した。今から22年前、フランスの国民戦線党首だったジャン=マリー・ル・ペン氏は「日本が少しでも気を緩めると移民に占拠されますよ」と警告していた。落合氏が指摘する。
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日本では、いよいよ労働者が不足しているから移民を受け入れるべきだという議論が政府内で活発化している。
だが、それは日本文化を崩壊させ、日本が日本でなくなってしまう危険性を孕んだ政策であることを、政治家たちはどれだけ認識しているのだろうか。
アメリカは移民を受け入れることで発展したではないか、という人もいるだろう。しかし、いまやアメリカでも本当に優秀な人材は来なくなり、エクアドルやホンジュラスといった国々からただ食い扶持を求めるだけの不法移民が増えているのが現実だ。
彼らは子供をテキサスやニューメキシコの国境沿いまで送り込む。兵士も警察も子供相手には発砲できないことを分かっているから、まず子供をアメリカに不法入国させるのだ。そうして、あとからその両親や家族が入り込むという算段だ。オバマがそれを黙認することで、どんどん国力が低下している。
しかも、アメリカやイギリスをはじめ世界各国で、移民たちがイスラム過激派に転身し、テロ行為に走るということが相次いでいる。
こうした事態は、対岸の火事ではない。いま中国では、『日本でタダで生活する方法』といった類いの本が売れていると聞く。日本に来て生活保護を受ける方法などが事細かに解説されているというのだ。移民を受け入れれば、大量の中国人を日本人の税金で養うことになるだろう。
私がヨーロッパで目撃した現実を、恐らく日本の政治家たちは知りもしない。ガイドに任せっきりの外遊ばかりでは、その国の本当の姿や人々の本音など、分かるはずがない。現実から乖離した議論だけで移民受け入れが決まるとすれば、あまりにも危険である。
そういえばル・ペンはインタビューの際、こんなことも言っていた。
「あなたは日本人だ。日本人には日本の国家というものがある。これが世界を面白くしている。国家のボーダーを取りやめて、一緒になろう、仲良くやりましょうなんて、そんなのは子供のそら言だ」 いまの日本に突き刺さる卓見である。(SAPIO2014年11月号)
http://www.news-postseven.com/archives/20141028_280848.html