忍者ブログ

日出処の猫

水木しげる追悼特集に、つげ義春のコメントが。水木しげるやつげ義春らが「ガロ」に描いていた時代、漫画が「文化」になる以前の雰囲気がとても好きです。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

水木しげる追悼特集に、つげ義春のコメントが。水木しげるやつげ義春らが「ガロ」に描いていた時代、漫画が「文化」になる以前の雰囲気がとても好きです。

「産経新聞」の水木しげる追悼特集に、つげ義春氏のコメントが。
「一言でいえば大人物  漫画家、つげ義春さん
若い頃に戦争で片腕をなくし、つらい目に遭われ、悩んで哲学書なども相当読まれたと伺いました。だから、あらゆる物の考え方がとても深かった。5、6年前にお会いしたのが最後です。一言でいえば大人物でした」

「悪魔くん千年王国」などの緻密で幻想的かつ生活感のある背景に「これ絶対、つげ義春」と思いながら読んでいたものです。水木しげるの漫画の世界は、この背景が醸し出す雰囲気なしには存在し得ないと思います。停車場の情景などは、つげ義春の「ねじ式」に重なるものもありました。今の漫画で一般的になった写真を取りこんだ背景とは、趣を異にするものです。

水木しげるやつげ義春らが「ガロ」に描いていた時代、漫画が「文化」になる以前の雰囲気がとても好きです。今でこそ漫画やアニメがもて囃されていますが、本当の文化というのはもっと「反文化」的な雰囲気の中から生まれてくるような気もします。ついでに漫画を自分の政治的な主張に利用しようとする人たちは大嫌いです。

悪魔くん千年王国 (ちくま文庫) 

有田芳生「水木しげるさんが描いた『村の朝鮮人』を読んだ。
『日本と朝鮮は歴史的に兄弟、同等以上に待遇するのがよい』」


有田芳生 @aritayoshifu
水木しげるさんが描いた「村の朝鮮人」(「潮」1971年9月号)を読んだ。
さいごのセリフに水木さんが経験された実感としての思いが込められている。
「日本と朝鮮は隣国であり歴史的にも兄弟であるから日本人がそのむかし帰化人を遇したように同等以上に待遇するのがよいと思う」
https://twitter.com/aritayoshifu/status/671971851556401153
http://www.wara2ch.com/archives/8425323.html

拍手[0回]

PR

コメント

今日もいい日だにゃ。

かご猫DVD BOOK (DVD付) 手乗りねこ

ブログ内検索