毛沢東が主導した大躍進政策の失敗や文化大革命によって命を奪われた中国人民は6000万人と言われている(ワシントンポストによると8000万人超)。これは ヒトラーのユダヤ人虐殺の10倍、毛沢東の親分であるスターリンの200万人すら大きく超えている。6000万人といえば、ほぼ韓国の総人口であり、日本人のほぼ半数である。毛沢東曰く「核戦争になっても別に構わない。世界には27億人がいる。半分が死んでも後の半分が残る。中国の人口は6億だが半分が消えてもなお3億がいる。われわれは一体何を恐れるのだろうか」 また毛沢東曰く「我が中華人民共和国は たとえ人民が餓え死に、パンツを履けなくても、自力で原爆を作り100年かけて大国(ソ連やアメリカ)を凌ぎ 、二度と辱めを受けない」。まさにピルグリムの言う「百年マラソン」。習近平と中国人民はこの言葉に歓喜し、毛沢東を熱烈に支持し続けているのだろうか。
中国農村に巨大な毛沢東像 金色、高さ36メートル 5500万円出資
中国河南省開封にある農村にカリスマ的指導者、毛沢東の巨大な座像がお目見えした。全身が金色に塗られ、高さは36.6メートル。現地の農民や企業家が出資し、約300万元(約5500万円)をかけて造られた。中国メディアが5日までに伝えた。
鉄筋コンクリート製で、ひざの上で両手を組みながら座っている姿。昨年3月に着工し、12月におおむね完成した。足場が組まれたままの状態だが、大勢の人がやって来て写真に収めているという。(共同)