在米中国大使館のある米首都ワシントンの一画を、ノーベル平和賞を受賞した獄中の反体制作家・劉暁波氏にちなんで「劉暁波プラザ」に改称することを定めた法案が12日、米上院本会議で全会一致で可決されました。
法案は中国に人権状況の改善を促すため、米大統領選の共和党候補で強硬保守派のクルーズ上院議員が提出。しかし、成立には大統領の署名が必要に。米国務省のトナー副報道官は16日の記者会見で改称に慎重な考えを示し、下院で法案が可決しても、オバマ米大統領が拒否権を使うとの見解を明らかにしたそうです。
中国大使館敷地「劉暁波プラザ」に=地名改称法案が米上院通過
時事通信 2月13日(土)11時2分配信
【ワシントン時事】在米中国大使館のある米首都ワシントンの一画を、ノーベル平和賞を受賞した獄中の反体制作家・劉暁波氏にちなんで「劉暁波プラザ」に改称することを定めた法案が12日、米上院本会議で全会一致で可決され、下院に送付された。
中国の人権状況に抗議する狙いがあり、中国が反発するのは確実だ。
法案は地名の変更に加え、中国大使館の住所を「劉暁波プラザ1番」に改めるよう規定。「劉暁波プラザ」の文言を含んだ道路標識を設けることも求めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160213-00000049-jij-n_ame