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日出処の猫

意味深な「エコノミストThe World in 2015 」の表紙は、本当に来るべき世界を予言していたのか?

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意味深な「エコノミストThe World in 2015 」の表紙は、本当に来るべき世界を予言していたのか?

2015年も半分以上が過ぎ去った。英国「The Economist」が毎年年末に発行する「The World in」の2015年版(2014年12月発行)は、その意味深な表紙によってさまざまな憶測・予測が飛び交った。今見てもその暗示的なコラージュは興味をそそられる。果たして表紙は本当に2015年の世界を表現しているのか。

2015 世界はこうなる The World in 2015 (日経BPムック)

日本に関するもので非常に気になるのは、表紙の一番下、一番手前の亀。これはガラパゴスゾウガメのようだが、日本を表しているという説がある。本来は大人が甲羅に乗れるほど大きくなる亀だが、ずいぶん小さく描かれている。また甲羅に何か特別な力でもあるかのように、漫画チックな強調線が書き加えられている。

その左奥にはこれまた小さな力士が紅白の乾電池を嬉しそうに持ち上げている。その後ろには強そうなパンダ(中国)と「PANIC」の文字。習近平は右下腹にスパイダーマンのキックを受けているようだ。背景にはキノコ雲。

習近平の後ろのゴーグルをかけた人物が安倍総理といわれているが、はっきりとはわからない。バーチャルな世界を見せられている説もある。いちおうGDP3位の国の首相なんだが、まるで存在感がない。しかし左上には歌舞伎マンがいて、日本的な要素はぽつぽつ盛り込まれている。まあ、そう目立たないで批判をかわしながら、ガラパゴス・オタクと揶揄されながらも、独自の遊び方でこの先もトンデモ方向に進化を遂げられたら、それもまた日本らしくて願ったり叶ったりなんだが。

英国「The Economist」の「The World in」は、30年近い歴史を持ち、世界40カ国以上で発行され、世界のリーダーたちが次年度の舵取りに役立てている・・・そうだが、この表紙は予測というよりも欧米人の願望が色濃く反映しているのではないか。そう考えれば「アジアも最近頑張ってるみたいだけどねえ・・・う~む、ごにょごにょ▽$€£」的な絵にも見えてくる。そういえば朝鮮半島の人の姿が見当たらないようだが。




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