産経新聞掲載の <中韓露「戦勝神話」の偽り>を読んで、改めて中韓露の主張の根拠のなさに呆然となっております。嘘吐きと火事場泥棒がいくら「われわれは戦勝国だ!」と叫んでも、神話どころか笑い話にもならないようです。以下に<中韓露「戦勝神話」の偽り>より韓国に関する部分だけを一部抜粋しました。
【湯浅博の世界読解】 中韓露「戦勝神話」の偽り 産経新聞 2015年8月26日
中国の「抗日戦争勝利記念日」の行事には参加するが、軍事パレードの観覧は検討中ー。韓国の朴槿恵大統領は、北京の北京の抗日記念行事に参加して、どうあっても第二次大戦の「戦勝国」であるとの神話を手にしたいのだろうか。
過去にも韓国は、日本の主権回復を認めた1951年9月のサンフランシスコ講和会議で「戦勝国として署名したい」と米国に要請したことがあった。米国のダレス国務省顧問は、朝鮮戦争のさなかであることを考慮して、吉田茂首相に了承を求めた。
吉田は韓国が日韓併合以来、ともに米英と戦った事実から逡巡したものの、ダレスに同意せざるを得なかった。しかし、筋を通した英国が「敗者の一員であり、それはムリだ」と反対してつぶれた。
李承晩大統領は悔し紛れに、米国の反対を押し切り、日本海と東シナ海に軍事境界線「李承晩ライン」を一方的に引き、その内側にある竹島(島根県隠岐の島町)を不法に占拠した。
フェリス女学院大学の新城道彦准教授によれば、韓国は日韓併合の歴史的記憶により、いまだに「屈辱の35年」という歴史的トラウマ(心的外傷)から抜け切れない。45年に日本は米国に敗北したのに、韓国は今も日本を打倒して国をつくったという神話を放棄できないのだという。(記事より一部抜粋)
これに関連して、差別的だと勘違いされる向きも多い「三国人」という言葉について。「三国人」は、戦後、在日朝鮮人が 「我々は戦勝国民であり、日本の法律に従う必要はない」と主張して、日本各地において殺人、婦女暴行、略奪、警察署の襲撃、土地・建物の不法占拠、横暴の限りを尽くしたことがきっかけで生まれた言葉です。GHQの調べでは少なくとも4000人(多いものでは1万人以上という説も)の日本人が殺害され、事態を重く見たマッカーサーが、朝鮮人を諌めるために、「朝鮮人は、戦勝国人ではなく、敗戦国人でもない。第三国人だ」と言ったのが始まりです。
イザベラ・バードの「日本紀行」をもとにした漫画です