米国の研究によると、中国政府が世論操作のためにSNSに投稿させている「やらせ書き込み」は、年間約5億件とか。実行部隊は中国共産党のネット宣伝工作員「五毛党」。「五毛党」という名は、工作員がレビュー1つを書き込むごとに、政府から五毛(貨幣0.5元の別称、約8.5円)の報酬を得ている
と言われていることに由来しているそうです。
日本のネットでも、どこのお国の方かはわかりませんが、
不可思議な書き込みは散見されます。日本語がおかしい。日本語が不得手?でコピペの繰り返し投稿。日本人の感性から逸脱した残虐な描写や、下品な書き込み。「コ〇セ」など他民族との対立をやたらとあおるものなど。しかし、むしろ日本のネットでは中国人の存在は隠密状態。日本人・韓国朝鮮人に成りすましたネット工作には要注意です。
両者の対立をあおることで中国側に一定の利益は有る。今の日本には、韓国を嫌悪する団体や世論は目立つのに、ことさら中国を嫌悪する団体や世論はほとんどないのでは?
中国本土では歴史を捏造しての反日宣伝。一方、
日本国内ではサーチナ(中国情報サイト)などで、
日本を持ち上げる芸の細かさも見せるのが中国のやり方。
反日麻薬が効きすぎて幻覚見ている国とは腹黒さが違います。
日本のテレビでは、中国軍艦が日本領海に侵入してもニュースにもならないのですから、工作は大成功でしょうか。

中国「五毛党」のやらせ書き込み、年間4億件超=ハーバード大研究発表 2016/05/27 17:39
米大手総合情報サービス会社、ブルームバーグはある研究を引用しながら、中国政府が世論操作のためにSNSに投稿させている「やらせ書き込み」は、年間で4億8800万件に上ると発表した。
米ハーバード大学政治学者のゲイリー・キング氏は公共政策専門家2人と共に、中国共産党のネット宣伝工作員、いわゆる「五毛党」について初めて体系的に研究を行った。「五毛党」という名は、宣伝工作員としてレビュー1つを書き込むごとに、政府から五毛(貨幣0.5元の別称、約8.5円)の報酬を得ていると言われていることに由来している。
「五毛党」のほとんどは政府機関に所属する公務員
研究チームによると、中国国内で定着している認識とは違い、 五毛党には他人との直接な議論を避け、外国政府をあげつらうこともしないという特徴があるという。彼らの役目は、世間によいニュースを流したり、共産党を賛美したりして、一般市民の目を当局に都合の悪い話題からそらすことに絞られている。
キング氏はブルームバーグの取材に対し、中国当局はネット論争に勝って民衆を承服させるのではなく、不満を抱える民衆の注意を分散させ、話題を変えることによって、「好ましくない話題」の議論を収束させているとの見解を語っている。またこうした戦略は、以前は外部の人間には知られていなかったことだとも分析している。
さらに驚くべきことに、これまで五毛党は政府に雇われて小金稼ぎをしている一般市民だと言われてきたが、実はほぼ全員が政府機関に所属する公務員であり、例えば税務署や人的資源部門、司法関係といった職員だったことも明らかになった。研究者らは、こうした公務員らがレビューを入れて報酬を得ているという証拠は見つかっていないため、おそらく書き込みは彼らの仕事の一部であるとの見方を示している。
五毛党の書き込みの約半分は政府系ホームページに投稿されており、残りの半分はSNSの約800億件もの書き込みのなかに紛れている。単純計算すると、178個の書き込みのうちの1つが政府によるやらせレビューということを意味している。
以下全文は
http://www.epochtimes.jp/2016/05/25689.html